| 研究課題/領域番号 |
06555142
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
嘉門 雅史 京都大学, 防災研究所, 教授 (40026331)
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| 研究分担者 |
山本 浩司 (財)大阪土質試験所, 課長
諏訪 靖二 (財)大阪土質試験所, 副所長
勝見 武 京都大学, 防災研究所, 助手 (60233764)
三村 衛 京都大学, 防災研究所, 助教授 (00166109)
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| キーワード | 海底地盤 / 洪積粘土 / 地盤沈下 / 圧密 / データベース |
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| 研究概要 |
本研究は、海底地盤の特性のうち未解明の課題とされている洪積年度の長期沈下特性を対象とし、その合理的設計方法の提案を目的としている。研究代表者らが中心メンバーとして活動を行ってきた「大阪湾海底の地盤研究会(土質工学会関西支部)」ならびに「大阪湾海底地盤情報研究委員会(同)」では、1300本にものぼる大阪湾海底地盤の調査ボーリングデータに基づいて構築された地盤情報データベースの学術的ならびに実務的利用について今なお議論を行っており、沖合い部での土木事業の設計に関し有意義な成果が期待されている。当該年度の成果は以下の通りである。
1.沖積粘土、洪積粘土中の構成粘土鉱物の同定
圧密特性の粘土鉱物の要因の解析のために、構成粘土鉱物の同定をX線回折によって実施し、物性値との相関を検討した。
2.地盤情報データベースの構築と地盤特性の評価
ボーリング試料データによるデータベースの構築とその適用例を示した。データベースに基づきマッピング、ゾーニングなどの手法を用いることにより、地盤の地域性が明らかになり、圧密解析における排水層の選定など三次元的な地盤特性の把握が可能となることが示唆された。
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