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1995 年度 実績報告書

トンネル地山の支保能力の定量的評価に基づく支保特性曲線の構成と実用化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06555144
研究機関鳥取大学

研究代表者

木山 英郎  鳥取大学, 工学部, 教授 (30026067)

研究分担者 藤村 尚  鳥取大学, 工学部, 助教授 (30032030)
西村 強  鳥取大学, 工学部, 助手 (90189308)
キーワードNATM / 支保特性曲線 / Fenner-Pocher曲線 / 初期地圧 / 弾性論 / DEM
研究概要

1.弾性理論による一般的な地山の支保特性曲線の構成法の検討
トンネルの断面形状と3次元状態における地山支保力,支保特性曲線の特徴を,弾性FEM解析および大変形解析法‘流動要素法FLEM'で解析した.また,初期地圧のレベルに応じて,地盤のヤング率・ポアソン比の劣化することを考慮して,直線的な弾性支保特性曲線から,一般的な曲線上の特性曲線への移行を検討すべく,FLEMに弾塑性構成式を導入して解析した.
以上の結果をもとに,各支保剛性(あるいは支保力)から支保特性曲線を構成する方法を,与えられた地盤条件,トンネル形状,支保形式,2次元あるいは3次元状態に一般化する場合の手法をまとめた.
2.DEM解析による定量的な支保特性曲線の構成法の検討
本質的に不連続性(あるいは粒状性)を有する場合の,各支保剛性(あるいは支保力)と支保特性曲線を定量化する方法をまとめるとともに,弾性理論によるものとの定量的な差違を検討した.
実際の地山に対し,上記の特性曲線の構成法を適用する場合の,各種定数や初期地圧の測定法や設定法,あるいはその妥当性をチェックするための変位計測データの適用法など,実用化のために必要な事項について検討した.

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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