| 研究課題/領域番号 |
06555149
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| 研究機関 | 鳥取大学 |
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研究代表者 |
道上 正規 鳥取大学, 工学部, 教授 (10027245)
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| 研究分担者 |
鈴木 幸一 愛媛大学, 工学部, 教授 (70026285)
桧谷 治 鳥取大学, 工学部, 助教授 (00165127)
藤田 正治 京都大学, 農学部, 助教授 (60181369)
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| キーワード | 河床波 / 局所洗掘 / 洪水時 / 現地観測 |
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| 研究概要 |
洪水時の河床形態の測定は従来測定器具がなかったため、ほとんどなされていない。そこで、本研究では、ラジオコントロールのついたボ-トに、精密音響測深機を搭載して、無人で河川の河床波を測定しようとするシステムを開発しようとするものである。精密音響測深機、ボ-ト、データ集録装置及び位置決めのトータルステーションは市販の装置を使用するものであるが、これらをシステムとして利用するには、洪水時の観測によって河床波及び局所洗掘のデータを集積し、操船技術や精度の評価を実施する必要がある。
初年度は、まずそれぞれの購入機器を河床波計測システムとして活用できるように調整し、千代川において平水時(低流速時)の河床形状等の測定を行った。その結果、平水時(低流速時)では測定位置および測定地点の河床高を十分な精度で測定することが可能であることが分かった。
2年目の本年度は、洪水時に観測できるようにボ-トを改造するとともに、高速時での計測精度あるいは悪天候時の観測システムの問題点等を検討した。洪水が生じなかったために洪水時の観測はできなかったが、洪水時での計測システムを構築することができた。また、局所洗掘の計測に関しては、重信川を対象として観測を行い、出水時の河口砂州の局所洗掘特性を明らかにした。
最終年度である来年度は、精力的に現地観測を実施し、洪水時の河床波特性および局所洗掘特性について検討する予定である。
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