研究課題
自治体のおけるごみ減量・リサイクル型廃棄物管理計画、すなわち自治体が管理するごみの発生サブシステム、再資源化・減量サブシステム、中間処理サブシステム、最終処分サブシステムを有機的に結合する計算機パッケージを作ることが本研究の目的である。1.家庭におけるコンポスト化や集団資源回収の後に、考え得る7種のごみを設定し、それらが資源化され、中間処理され、最終処分される全プロセスにおける物質収支を、ごみ組成(厨芥、紙、木、布、プラスチック、金属、その他)のレベルで解析するプログラムを作成した。2.これまで資料収集が十分でなかった粗大ごみ破砕施設に関して、98市町村にアンケートを行い、建設費・ランニングコスト・物質収支などの情報を得、解析を行った。3.プラスチック減容化施設についても7市町村に対してアンケート調査を行い、同様の解析を行った。4.資源化施設(リサイクルセンター)について、全国423市にアンケートを送付し、321市から回答を得た。アンケート内容は、施設の稼働状況、選別後の資源回収状況、施設の建設費・運転費など、用役使用量・人件費などである。5.既に、ある程度資料がそろっている、焼却処理、埋立処理、ごみ燃料化などについては、パッケージ化を進めている。
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