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1994 年度 実績報告書

空気齢による住宅換気システムの性能診断法に関する開発・研究

研究課題

研究課題/領域番号 06555171
研究種目

試験研究(B)

研究機関東北大学

研究代表者

吉野 博  東北大学, 工学部, 教授 (30092373)

研究分担者 内海 康雄  宮城工業高等専門学校, 助教授 (30168728)
松本 真一  東北大学, 工学部, 講師 (70209633)
キーワード空気齢 / 換気システム / 換気性能診断法 / 住宅換気
研究概要

(1)試験家屋に設置する換気システムの設計と施工
本学内に既に建設されたパッシブソーラー試験家屋において,気密化工事を施した上で,1種及び3種換気システムを設置した。
1種換気システムとしては,試験家屋の中央廊下部分の北側に給気用ファン,南側に排気用ファンを設置し,これらからダクトにより東西の室内2ケ所ずつに給気口,及び排気口を計4ケ所,中央廊下部分にレターン吸込口を1ケ所設けた。また,ダクトによる圧力損失が,東西それぞれの給気,及び排気システムで等しくなるようにするため,タクトは給排気ファンを結ぶ南北軸に対して左右対称に設計した。3種換気システムとしては、排気は1種システムの排気ファンにより行うものとし、給気口を北面の東西2ケ所に設置した。
(2)試験家屋における実験
このシステムを使用して,1種換気システムと3種換気システムの性能比較を目的として,空気齢の測定を行った。測定システムは,室内各測定点から導いたサンプリングチューブを自動切換器につなぎ,室内のトレーサーガス濃度をガスメーターにより分析し、その出力をコンピューターに記録するものである。
測定条件としては,(1)暖房,非暖房,(2)室間開口部位置(上,中,下)の2条件を考慮し,1種換気システム(レターン有り,無し)と3種換気システムに対して,約20の条件を設定し測定を行った。
(3)測定マニュアル案の検討
以上の測定結果を基に,空気齢測定マニュアル案の作成について検討を行った。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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