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1994 年度 実績報告書

藻類によるレアメタル類の吸着分離回収と環境保全

研究課題

研究課題/領域番号 06555222
研究種目

試験研究(B)

研究機関宮城工業高等専門学校

研究代表者

桑原 孝夫  宮城工業高等専門学校, 材料工学科, 教授 (10178155)

研究分担者 千葉 元信  宮城工業高等専門学校, 一般科目文科系, 助教授 (80259796)
小野 尭之  宮城工業高等専門学校, 一般科目理数系, 教授 (30005342)
矢澤 彬  宮城工業高等専門学校, 校長 (30006019)
キーワード藻類 / ヒ素 / 鉄 / アルミニウム / マンガン / 希土類 / FTIR / 赤外線スペクトル
研究概要

1.藻類による希土類の吸着挙動について
各種藻類粉末あるいはスピルリナ青色素を用いた場合の希土類の吸着挙動は、すでに、論文(資源と素材110(2)125〜129頁)として発表したとおりである。本年度は、スピルリナ以外の藻類の色素を用いた場合について研究を行った。これらの藻類は、スピルリナと異なり、細胞壁を有しているので、粉末を常温の水で浸出しただけでは色素が溶出しなかった。そこで、423Kの熱水で浸出し、浸出液を凍結乾燥することによって得た色素を用いて希土類イオンの吸着実験を行った。その結果、これらの色素に対する希土類の吸着挙動には、pH4付近に吸着率の極大値が認められるなど、スピルリナ青色素に対するそれと共通する点がいくつか認められた。
2.藻類によるヒ素の吸着
ヒ酸イオン含有溶液に対する各種藻類粉末による吸着率はいずれも低位であった。そこで、各種藻類粉末に対して、それぞれ、鉄イオン、マンガンイオンあるいはアルミニウムイオンを予め吸着させる予備処理を施したサンプルを用いてヒ酸イオン含有水溶液からのヒ素(V)の吸着を試みたところ、鉄イオンあるいはアルミニウムイオンを予め吸着させたサンプルを用いた場合にpH4〜6において90%近いヒ素吸着率を示すものであった。
FTIRを用いた研究
新設されたFTIRを用いて、藻類などの赤外線スペクトルを測定中である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 桑原孝夫: "オートクレープ処理による藻類の金イオン吸着能力の改善" 資源と素材. 110. 927-931 (1994)

  • [文献書誌] A.Yazawa: "Bio Recycle Metallurgy by Utilization of Alcohols or Algae" Metallurgical Processes for the Early Twenty-First Century vol.I. 591-602 (1994)

  • [文献書誌] 矢澤 彬: "藻類を用いる金属イオンの吸着 分離回収(バイオソ-プション)" 技術情報誌. 4. 40-41 (1994)

  • [文献書誌] 桑原孝夫: "藻類による希土類イオンの吸着" 資源と素材. 110. 125-129 (1994)

  • [文献書誌] T.Kuwabara: "Adsorption of rare earth metal ino by algae" Proceeding of 1st International Conference on Processing Mater ials for Propeties. 533-536 (1993)

  • [文献書誌] T.Kuwabara: "Elution of Gold,Silver and Cobalt Ion Adsorbed by Algae" Metallurgical Review of MMIJ.10. 58-71 (1993)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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