| 研究課題/領域番号 |
06555228
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| 研究機関 | 広島大学 |
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研究代表者 |
奥山 喜久夫 広島大学, 工学部, 教授 (00101197)
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| 研究分担者 |
大谷 吉生 金沢大学, 工学部, 助教授 (10152175)
江見 準 金沢大学, 工学部, 教授 (90025966)
島田 学 広島大学, 工学部, 助教授 (70178953)
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| キーワード | 超微粒子 / クラスター / 沈着 / 分離 / エアロゾル / 付着確率 |
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| 研究概要 |
直径が10ナノメーター以下のナノ粒子の発生、測定および分離特性評価のシステムの開発をめざして、以下のように研究を進めた。
(1)ナノ粒子を十分な個数濃度で安定に発生させるために、SO_2ガスを微量に含む湿潤空気をアメリシウム-241からのα線照射によるナノ粒子発生装置を作製した。さらに、前年度に開発した、チタンのアルコキシド蒸気の熱分解による粒子発生装置を減圧下で発生できるように改良した。
(2)発生した粒子の分級、粒径分布の測定のために、クラスターDMA(静電分級装置)およびFCE(ファラデーカップ電流計)を制作し、減圧下でも測定できるように改良した。
(3)発生したナノ粒子を管内およびチャンバー内に流し、粒子の分離効率を求めた。(奥山・島田)
(4)赤外線イメージ炉を用いた蒸発・凝縮法により、銀・食塩・塩化亜鉛のナノ粒子を発生させ、新たに製作したDMA(静電分級装置)で粒子を分級することにより、1nmの粒子を1000個/cm^3程度の濃度で時間的に安定に発生させることができた。
(5)ナノメーターサイズ粒子の壁面での跳ね返り現象を調べるために、単分散のナノ粒子をワイヤスクリーンや円管に導入して透過率を調べ、粒径が2ナノメーターより小さくなると、粒子の跳ね返り現象が起きていることを確認した。(江見・大谷)
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