研究課題/領域番号 |
06556008
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
上田 一郎 北海道大学, 農学部, 教授 (10113523)
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研究分担者 |
松村 健 株式会社グリーンバイオ研究所, 研究員
畑谷 達児 北海道大学, 農学部, 助手 (20241367)
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キーワード | 抗体ウイルス遺伝子 / 馬鈴薯 / イネ / 形質転換 |
研究概要 |
1.昨年度cDNAクローニングした抗ウイルス遺伝子をイネおよび馬鈴薯に導入した。 1)イネ黒条萎縮ウイルスのP8および10遺伝子とイネラギッドスタントウイルスP9遺伝子でイネを形質転換した。導入遺伝子はゲノミックPCRとノーザンハイブリダイゼーションによるmRNAの検出で確認した。 2)ジャガイモ葉巻ウイルスの外被蛋白質遺伝子の上流にジャガイモXウイルスの5'末端非翻訳領域を組み込んだものと組み込まないベクターを構築して、馬鈴薯を形質転換した。導入遺伝子はゲノミックPCRとノーザンハイブリダイゼーションによるmRNAの検出で確認した。 3)ジャガイモYウイルスの外被蛋白質に対する抗体遺伝子でタバコと馬鈴薯を形質転換した。タバコについてはゲノミックPCRで遺伝子が導入されたことを確認した。 4)ジャガイモ葉巻ウイルスのRNAポリメラーゼ遺伝子で馬鈴薯を形質転換した。導入遺伝子はノーザンハイブリダイゼーションでその発現を確認した。 5)ジャガイモYウイルスの外被蛋白質遺伝子をタバコと馬鈴薯に導入した。 2.発現効率を高める為のベクターの開発を試みた。 1)イネツングロー病ウイルス(RTBV)のプロモーターをGUS遺伝子の上流に組み込んだベクターを開発した。このプロモーターは篩管部細胞で良く発現する事が分かった。
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