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1994 年度 実績報告書

新蛍光試薬AE-OTfによる生理活性ヒドロキシカルボン酸の高感度分析システム開発

研究課題

研究課題/領域番号 06556018
研究種目

試験研究(B)

研究機関東北大学

研究代表者

大類 洋  東北大学, 農学部, 助教授 (20100050)

研究分担者 梅津 照彦  科研製薬株式会社, 研究企画課, 主任研究員
山内 芳雄  日本分光株式会社, 第二技術部・課長代理, 主任研究員
赤坂 和昭  東北大学, 農学部, 助手 (10201881)
キーワードAEOTf / オカダ酸 / 蛍光分析 / DTX-I / DTX-III / カラムスイッチング
研究概要

本年度はAEOTfを使ったオカダ酸、DTX-I,GTX-IIIの定量分析について研究を行なった。本定量法の開発には(1)魚介類よりの毒類の抽出(2)AEOTfによるラベル化の条件の確立(3)HPLCによる分離・分析条件の確立。である。(1)の抽出については魚介類をイソロパノール中粉砕抽出し、更にヘキサン・酢エチで抽出・水洗する定量的に毒類を抽出出来る方法を確立した。(2)のラベル化は乾燥アセトニトリル中TEACを触媒として大過剰のAEOTfでラベル化する方法を確立した。(3)の分離・分析は大過剰のある蛍光ラベル化試薬とラベル化された脂肪酸の影響の除外であるがこれはまず初めにシリカゲルのプレカラムを用いジクロロメタン:メタノールの混合比を変えることによって試薬と脂肪酸の影響を除外しオカダ酸とGTX-I群とGTX-III群におおまかに分けるプレカラム精製法を確立した、次のHPLC分析はまず初めにフェニルカラムでラベル化貝毒と他の成分とを分け次にODSカラムでラベル化毒同志を分けるというカラムスイッチング法によりオカダ酸、DTX-I,DTX-IIIをフェムトモルレベルで分析する方法を確立した。以下にHPLCのクロマトグラムを示す。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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