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1994 年度 実績報告書

顕微鏡の画像入力を応用した樹種検索システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 06556030
研究機関京都大学

研究代表者

伊東 隆夫  京都大学, 木質科学研究所, 教授 (70027168)

研究分担者 杉山 淳司  京都大学, 木質科学研究所, 助教授 (40183842)
キーワード樹種同定 / 針葉樹材 / 広葉樹材 / 樹種検索 / 樹種別記載 / 顕微鏡画像
研究概要

平成6年度の研究で得られた成果および進捗状況をまとめると以下の通り。
1 スキャナー付きで、大容量のハードディスクを備えたパワーマッキントッシュ8100を設置し、システムを組んで作動させ、スキャナーで木材の顕微鏡写真を取り込んだところ、予想していたよりも鮮明な画像がモニター上で観察できた。したがって、CCDカメラにより、顕微鏡から直接に画像を取り込む必要性がないことが明らかとなった。
2 顕微鏡による樹種同定のデータベース化の基本となる樹種別記載についてはすでに400種類ほど入力してきている。今後、これをキーワード化して整理し、各樹種ごとの識別用のカードを作成すればよい。
3 樹種の顕微鏡的特徴となる性質のキーワードを針葉樹材および広葉樹材について作成した。
4 スキャナーで入力すべき顕微鏡写真も400種類ほど撮影し、画像入力の準備が整っている。
5 ファイルメーカーを使った樹種同定の具体的作業手順を検討中である。
6 ファイル一つにキーワード表と顕微鏡画像の両方を入力するかあるいはキーワード表のみを入力し、これとは別に顕微鏡画像を一括して入力しておき、必要に応じて画像を引き出す方式にするかについて検討した結果、後者のようにそれぞれ別々に入力しておくほうが呼び出しに時間がかからないと結論した。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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