研究課題/領域番号 |
06556044
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
堀口 郁夫 北海道大学, 農学部, 教授 (10001439)
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研究分担者 |
松岡 延浩 千葉大学, 園芸学部, 講師 (80212215)
松村 伸二 香川大学, 農学部, 助手 (60165868)
谷 宏 山口大学, 農学部, 助教授 (80142701)
町村 尚 北海道大学, 農学部, 助手 (30190383)
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キーワード | 衛星データ / 赤外データ / 解析法 / システム化 / ソフト / GMS / MOAA / 前処理 |
研究概要 |
誰にでも使用できることを目標に、衛星赤外データ解析のシステム化の研究を行って一応の完成をみた。解析ソフトは、気象衛星ノア(NOAA)のAVHRRデータと気象衛星ひまわり(GMS)データについてである。これらはMicrosoft Windows 95のパソコン上で作動するようになっている。CPUはPentium90MHz以上、メモリ16MB以上 ディスク50MB以上のハードウエアが必要である。また、光磁気ディスクなどの補助記憶装置を備える必要があり、表示装置としては256色以上のディスプレイが必要である。これらは最近価格が安くなっており、誰でも容易に備えることが出来る。 気象衛星ノア(NOAA)のAVHRRデータについては、タンジェント補正、幾何補正、プロファイルの表示、植生指数の計算、表面温度の計算、これらの印刷、ファイル保存などの処理をするソフトで構成されている。 また、気象衛星ひまわり(GMS)については、画像の切り出し、地図投影、海岸線や緯度経度の表示、ピクセルの情報、拡大縮小表示、大気補正、画像出力、などのソフトが組み込まれている。 試作段階のソフトとデータをインターネット上で配布するため、千葉大学にfitサイトを設置した。同時に12名のモニターを選び、配布方法とソフトの使用感に関するアンケート調査をした。 1997年1月30日からデータ配布用サーバの運用を開始した。試験配布の結果から、基本的にはfitソフトとデータの配信を行うこととした。なお、申請などはネットワーク上で行うこととし、WWWサーバを利用した。
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