研究課題/領域番号 |
06556048
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研究種目 |
試験研究(B)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
宮本 元 京都大学, 農学部, 教授 (00026618)
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研究分担者 |
東 泰好 (財)環境科学総合研究所, 研究員
入江 正和 大阪府立農林技術センター, 畜産部, 主任研究員
葛西 孫三郎 高知大学, 農学部, 教授 (60152617)
丹羽 晧二 岡山大学, 農学部, 教授 (40089115)
眞鍋 昇 京都大学, 農学部, 助教授 (80243070)
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キーワード | 生体核磁気共鳴装置 / 環境汚染物質 / 生殖遺伝毒性 / レチノイン酸 / 胎児奇形 / 催奇形性物質 / リン酸代謝機能 |
研究概要 |
1.生体核磁気共鳴装置(NMR)を用いて、リアルタイムに動物体内に取り込まれた環境汚染物質による生殖遺伝毒性を評価する方法を新たに開発すべく、ビタミンAと類縁化合物レチノイン酸などの天然の催奇形性物質による胎児奇形の検出・評価法を考案した。NMR法は、古典的骨格染色法や病理組織学的検出・評価法より簡便で高感度、かつ経時的に薬物の影響を検出できる点で優れている。 2.上述の胎児形態の検出・評価のみならず、胎児体内のリン酸代謝機能(エネルギー代謝機能の指標となるATP、細胞内情報伝達の指標となるcAMPやGPT、ならびに核酸代謝など)をも視覚情報として検出・解析できる手法を考案した。
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