研究課題
顎変形症の研究モデルとしての、顎変形ビ-グル犬の顎変形度を把握するために、正常ビ-グル犬60頭(雄27頭、雌33頭)の頭部X線規格写真を下記の方法で撮影した。1.前投薬としてアトロピン1mmg/Kgを筋注にて投与し、約15分後ケタラール0.2mmg/Kg キラジミン0.1mmg/Kgを筋注にて投与し、全身麻酔下にて撮影した。2.日立メディコム社製X線管装置(UH6GB-11T)を使用し、焦点と被写体間距離を80cmとし、焦点とフィルム間距離を100mとした。これらの方法により、顔面頭蓋に関する計測項目(11項目)、上顎骨に関する計測項目(7項目)、下顎骨に関する計測項目(6項目)の平均値と標準偏差を得た。