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1994 年度 実績報告書

基礎看護学実習へのCAIの適用

研究課題

研究課題/領域番号 06557150
研究種目

試験研究(B)

研究機関信州大学

研究代表者

鈴木 治郎  信州大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (90226522)

研究分担者 曽根原 純子  信州大学, 医学技術短期大学部, 助手 (40262737)
百瀬 由美子  信州大学, 医療技術短期大学部, 助手 (20262735)
山崎 章恵  信州大学, 医療技術短期大学部, 助手 (50230389)
柳沢 節子  信州大学, 医学技術短期大学部, 助手 (90200534)
楊箸 隆哉  信州大学, 医療技術短期大学部, 講師 (90191163)
キーワードCAI / 基礎看護学実習 / CAL
研究概要

本年度では一般ユーザ向けパソコンおよび一般家庭用ビデオという価格的にも操作性においても手軽に用いることのできる器材を用いて,ビデオ画像のパソコンへの直接取り込み,取り込んだ画像の処理および教材用画像の作成,汎用ハイパーテキストソフトウェアによるシナリオ制作実験について実施した。以下に述べるように本年度実施分に関しては,適当なソフトウェアの準備のもとでは特別な器材およびスキルを必要としないため看護教育に携わるものが容易に教材作成に関われることがわかった。
1.AV対応のMacintoshを用いて家庭用のビデオカメラおよびビデオデッキから静止画像および動画像の取り込みを行った。動画像の取り込みには専用のソフトウェアを要する。操作はコンピュータの訓練をとくに受けていないものが行っても可能である。また,本処理においてはVISCA対応のデッキを用いて,コンピュータ側からのビデオの再生/停止の制御も行なった。このデッキの価格は家庭用デッキとほとんど変わらない。
2.本研究で必要とする各種図版を作成するための画像処理を行なった。市販のソフトウェアを用いて上記ビデオから得た静止画像を加工すること,およびイラストの作成を行なった。これらソフトウェアには習熟する必要があるが,商業用の品質を要しない本研究目的の利用には十分使いやすく,ビデオから得た画像にある情報の取捨選択を行なうことにより学習者によりわかりやすい図版を提供することが可能となった。
3.汎用ハイパーテキストソフトウェアによるシナリオ制作実験を,Macintoshで最も広く用いられているHyperCardを用いて行なった。上記項目で作成した画像およびビデオを制御することは適当なXTNDと呼ばれるプログラムを追加すれば可能であり,一度設定すればコンピュータに関する専門的知識を要しない。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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