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1995 年度 実績報告書

基礎看護学実習へのCAIの適用

研究課題

研究課題/領域番号 06557150
研究機関信州大学

研究代表者

鈴木 治郎  信州大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (90226522)

研究分担者 楊箸 隆哉  信州大学, 医療技術短期大学部, 講師 (90191163)
キーワードCAI / 基礎看護学実習 / CAL
研究概要

本年度ではHyperCardに加えて,インターネットのWWWにおける利用で身近になったHTMLも,CAI教材で利用するプラットフォームとして合わせて評価した。その結果HTMLで記述する場合
1.HyperCardと異なり教育利用端末を選ばない
2.ネットワーク利用のため,サーバにおく教材のみの保守をすればよい
3.ビデオのように情報量の大きい素材では再生速度が遅い
4.HyperCardの評価の際に行なったビデオデッキの制御のように,利用コンピュータに依存した特別な機能のプログラムは利用できない
という評価を得た。また、前年度で評価したマルチメディア素材の加工方法は,どちらのプラットフォームを用いようとも同様にできることも確認した。
以上の点から,ビデオデッキで提供されるビデオ素材は今後の大容量メディアのさらなる大容量化と低価格化に期待して,現状の大容量記憶メディアに合ったデジタルビデオの分量をMacで作製準備を行うこととすれば,
1.教育素材の広く使われること
2.教育実践に応じて容易に改変可能な教材を提供するには保守が容易なこと
3.(ネットワーク利用のため)大学を越えて多数の教材作成者の参加できること
という観点からHTMLは現状で大きな優位性をもつことを確認した。また,コンピュータプログラムの今後の動向は,このHTMLで活用できる様々なプログラム(アプレット)を提供する方向に推移していることも,この優位性をより大きなものにしていくと考えられる。
このため,実用に供される教材であることを評価する今度の研究はHTMLをベースにしたものとしていくこととする。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 鈴木治郎,楊箸隆哉: "基礎看護学実習へのCAIの適用(1)" 日本看護研究学会雑誌. 19. (1996)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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