| 研究課題/領域番号 |
06558011
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| 研究機関 | 神戸大学 |
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研究代表者 |
國友 正和 神戸大学, 理学部, 教授 (40031348)
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| 研究分担者 |
蛯名 邦禎 神戸大学, 発達科学部, 助教授 (50151999)
中川 和道 神戸大学, 発達科学部, 教授 (00134403)
原 俊雄 神戸大学, 理学部, 助教授 (50156486)
福田 行男 神戸大学, 自然科学研究科, 教授 (40025482)
利根川 孝 神戸大学, 理学部, 教授 (80028167)
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| キーワード | 基礎物理学実験 / 4年一貫教育 / 大学改革 / 神戸大学 / コンピュータ / ネットワーク / アンケート調査 / 教育効果 |
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| 研究概要 |
本研究の目的は、4年一貫教育のもとでの基礎物理学実験教育のあり方の実践的研究と、神戸大学の現状に即した教育システムの開発である。また、他大学にも柔軟に適応しうるシステムの開発・試作を目標とする。本年度研究実施計画は、次の9項目である。1.基礎物理学実験教育と周辺の現状の調査。2.基礎物理実験ネットワークの完成。3.関係図書の充実と、学生が随時利用し議論できる空間の整備。4.現行の実験の教育効果の調査と、新実験テーマの考案。5.コンピュータを使った実験テーマの指導プログラムの開発。6.研究の途中経過の公表。7.近代物理学の基礎となっている有名な実験の試行と、教育効果の調査。8.個々の学生の興味と理解度の調査と、有効な実験指導法の研究・開発。9.研究成果のまとめと公表。
ほぼ計画通り進んでいるが、遅れている部分もあるため、研究成果の取りまとめは今秋の予定である。各項目の進行状況を次に示す。1.全国の国公立大学・私立大学の実験テキスト・指導書等の資料収集、現地での見学・調査、資料の整理・解析等を行っている。学内の理系全教官と理系学生を対象とするアンケート調査を準備中である。2.ネットワークを含むハードウェアと基本ソフトウェアの整備は完成し、試用中である。3.昨年度選定・購入した図書を学生・教官用に配置した。4.受講生に対してアンケート調査を行い、結果の解析を行った。5.データ解析への利用を試行し好結果を得ている。6.総合的な報告は出来ていないが、コンピュータの利用に関する研究報告を行った。7.ミリカンの実験を新テーマとして、テキストの1章を準備中である。来年度前期に試行予定である。8.実験指導中の学生との対話、レポート、前述の受講生のアンケート調査を資料として、幾つかの新しい指導法を試みた。9.研究成果の総合的な集約は今秋完成予定である。
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