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1994 年度 実績報告書

教師および児童生徒が使えるプレゼンテーションシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 06558029
研究種目

試験研究(B)

研究機関国立教育研究所

研究代表者

堀口 秀嗣  国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (70103702)

研究分担者 鳥飼 明史  (株)文渓堂, 教育情報部, 課長
堀田 龍也  西東京科学大学, 理工学部, 助手 (50247508)
村瀬 康一郎  岐阜大学, カリキュラム開発研究センター, 助教授 (80150027)
井口 磯夫  十文字学園女子短期大学, 教養学科, 教授 (70212751)
三宅 征夫  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (50000071)
キーワードプレゼンテーション / 互換性 / 教材開発 / 教材作成支援ツール / 素材情報
研究概要

1)ソフトウェア開発に関しては、FCAIはじめアプリケーションソフトなどを実行中にアドリブ操作が可能なプレゼンテーションソフトの機能の一部を開発した。開発したソフトウェアは、(1)色指定機能、(2)点線円描画機能、(3)文字書き込み機能、(4)ファイル呼び出し機能、(5)画面保存機能、(6)画面拡大機能、(7)表示停止・消去機能を有している。これらの機能を実行したあとで、動作中のソフトウェアに全く影響を与えることなく、続きを実行することができる。このソフトを利用することにより、電子OHPのように流れにそって話を進めながら、児童生徒の反応や質問に応じて強調したり、ファイルなどを呼び出して示したりするアドリブ的な対応が容易になった。
2)ソフトウェアの開発作業から作ったC言語の関数を整理して、教育用ソフトウェアを作るために便利な関数ライブラリ(計算の関数ではない機能のまとまり)を作成した。
3)素材情報に関しては、中学校3年間の国語、社会科、数学、理科、英語の学習内容に関する説明、問題、図を入力して、プレゼンテーション教材を作成しやすい環境の構築を行った。データ量は文字だけで10MBあった。それに対応した図はまだ一部しか入力していないが、約300の図だけで9MBになった。
教師のプレゼンテーション活動を支援する状況はできたが、児童生徒がプレゼンテーションに使えるほど操作性は高まっていない。また、プレゼンテーションに利用した画面をアイコン化して画面に表示し、いつでもマウスをクリックするだけで瞬時に呼び出せるような機能が必要であることがわかった

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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