研究課題/領域番号 |
06558031
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
高橋 庸哉 北海道教育大学, 教育学部・附属教育実践研究指導センター, 助教授 (60236297)
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研究分担者 |
金村 直俊 札幌総合情報センター(株), 研究開発室, 研究員
藤井 雅晴 札幌総合情報センター(株), 研究開発室, 研究員
高橋 誠二 札幌市教育委員会, 指導主事
田中 實 北海道教育大学, 教育学部・札幌校, 助教授 (70227180)
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キーワード | 気象情報 / 気象衛星「ひまわり」画像 / パソコン通信 / 気象教育 |
研究概要 |
構築を進めてきた学校教育現場に気象情報を提供するシステムの試験運用を継続し、その実用化を検討した。データ提供はアナログ回線とモデムを介してのオンライン・サービスとCD-ROMなどのメディアによる提供サービスからなる。提供データは気象衛星「ひまわり」画像、気象要素データ及び天気図である。このシステムの利用促進のための教員向けシステム利用講習会とこのシステムを用いた研究授業を実施した。講習会の内容は提供データと提供方法、気象衛星画像提示ソフトの内容、リモート・アクセスの仕方及び提供気象データの学校教育現場での教材利用例である(所要約2時間)。案内を石狩管内及び小樽市内小・中・高約500校の校長宛に送付し、24名(小学校教論3名、中学校教論10名、高等学校教論10名、中・高教論1名)の参加を得た。講習会参加者にはサンプル・データを付けたソフトの試用版を提供した。講習会終了後、オンライン及びメディアによるデータ提供が3件ずつあり、前線の通過と天気の変化に関する授業などに実際に活用された。中学校理科の'天気とその変化'の単元の最後に明日の天気の予報を行う研究授業を実施した。また、ISDN回線を使ったデータの通信試験を行った。日本付近の赤外画像を(400キロバイト)を20〜30秒でダウンロードすることができ、アナログ回線の約2.5倍以上の速度を得た。本システムを実用化は可能であり、学校教育現場での気象・情報教材として有用であることがわかった。Webサーバーの準備を進めており、インタネットでも情報を提供する予定である。
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