研究分担者 |
下薗 真一 九州工業大学, 情報工学部, 助手 (70243988)
内田 智之 広島市立大学, 情報科学部, 助教授 (70264934)
正代 隆義 九州大学, 理学部, 助教授 (50226304)
篠原 武 九州工業大学, 情報工学部, 教授 (60154225)
有川 節夫 九州大学, 理学部, 教授 (40037221)
|
研究概要 |
平成7年度では,次の課題に重点をおいて研究を行ない,以下の知見等を得た. (1)並列知識獲得システムのプロとタイプの作成及び実働化のための計算機環境作り:個々の知識獲得システムが並列に稼働し,コミュニケーションを取りながらデータから知識を自動抽出するという状況をモデル化し,それを方式化することに成功した.そして,これに基づき,複数のワークステーションシステムで稼働する知識獲得システムの核を作成した.計上しているワークステーションシステムを既存設備のネットワークに接続して,複数台のワークステーションからなるネットワークシステムを作り,並列実働化のための実験・準備を行った. (2)学習アルゴリズムによる知識獲得方式の効率化の研究:遺伝的アルゴリズム及びクラスター分析の手法を用いて正規パターンの学習アルゴリズムを設計し,計算機実験を行なった.その結果,この方式が効率的には十分に有効であることが判明し,この方式をBON-SAI Systemにとりんだ.さらに,様々の技法によりシステムの効率化を行なうことに成功した. (3)並列知識獲得モデルの構築:並列知識獲得モデルを構築した.
|