平成7年度研究計画・方法に沿って以下のように実施した。 ◯ 6年度に試作した装置の動作特性チエックを行なう。(望月、丹治) 仮設小屋内に川砂を用いて造った仮想地面を利用して、動作試験を行ない設計通り動作することを確認した。 ◯ 比較測定を行う。(望月、有屋田) 上記の地面を利用して、活性炭法との同時測定を行ない、ほぼ同精度であることを見出した。 ◯ 安定性のチエックと予備測定をかねた長期にわたる観測を行なう。(望月、丹治) 北海道長万部町にある東京理科大学の地下室を利用して、観測を行なった。 その結果、1)装置は長期間安定に動作する。 2)発散率に日変化、季節変化がある。こと等が見出された。 ◯ 一層のシステム化を図る。(丹治、有屋田) さらなるコンパクト化とシステム化の検討を終え、実施は今後の課題である。 ◯ まとめを行なう。(望月、丹治、有屋田) まとめを行ない、報告書を作成した。
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