研究概要 |
本年度の研究活動では、 (1)宗教図像の研究を遂行した。その結果は、雑誌論文として記した、 「フィリップ・ド・シャンパーニュ作《ヒッポの聖アウグスティヌ》について」、ならびに、「《聖フランシスコ・ザビエル像》の図像展開と17世紀初頭におけるその作品目録」の2件の論文に現れている。 一方では、学会発表としては、以下の2件を行った。 第49回美術史学会全国大会研究発表1996年5月25日、「神戸市立博物館所蔵《聖フランシスコ・ザビエル像》についての一考察・・・西洋の図像伝統から見た視点」、お茶の水女子大学、全30分 美術史学会例会「マリア十五玄義図について」(コメンテイタ-)1996年1月25日、千葉大学、全20分 (2)また、平成5年度からの継続研究である歴史図像研究としては、次の研究が刊行された。 《A propos de Camille et le maitre d'ecole de Faleries : aspects iconographiques》,Nicolas Poussin,1996,Coll. Louvre,conferences et colloques,Paris,La documentation Francaise,2 vol. t.I,p.505-519. (3)ヨーロッパの各種研究所における写真資料管理の方法の研究報告は、放送大学のテレビで、第6回、14回、15回で放映されている。またこれらは、市販されている。
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