研究概要 |
本年度の研究実施計画においては、全ての研究材料の完成と、約半数の<こども母親>データの収集及び分析が予定されていた。研究材料については以下の材料が確定し、それらに対応するスコアリングマニュアルも完成された。 こども分:<1>攻撃動機の測定-TAT法(Thematic Apperception Test),A-SIT(Aggression Situation Scenario);SAS(Saarbriicken Aggression Scale)<2>親の養育態度認知-SO-SIT(Socialization Situatio Scenario for children),RASQ(Retrospective Adolescents Socialization Questionnaire),<3>攻撃動機のカウンターパートとしての向社会的動機の測定-AH-Sit(Altruistic Situation Scenano),AMS(Altruistic Motive Scale),<4>こどもの社会化経験についての親とこどもの一致性の検討-PaRaSoLこども用。 母親分:<1>幼児期から今日に至る養育態度-SO-SIT(Socialization Situation Scenario for mothers),APQ(Actual Parent Questionnaire),<2>こどもの社会化経験についての親とこどもの一致性の検討-PaRaSoL母親用。 データ収集については、岐阜地区22組(こども-母親),京都地区27組,金沢地区8組が、最終的に確定し、PaRaSoL母親用が未実施、TATが55%収集以外は最低とも88%以上の収集を既に得ており、次年度5月に収集完了の予定である。上記材料のうち、質問紙については既にコンピューターに入力済み。また投影法データについては現在スコアリング中である。
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