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1995 年度 実績報告書

クラス担任制に関する教育心理学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06610109
研究機関名古屋大学

研究代表者

梶田 正巳  名古屋大学, 教育学部, 教授 (70047231)

キーワード教員 / クラス担任制 / 人事異動 / 知識構造 / スペシャリスト / ジエネラリスト
研究概要

ケーススタディーとして,過去に体験した人事異動の実際を面接調査し,転任の経緯を示す基本的資料を得るとともに,個々の学校で担当した学年を詳細にヒアリングし,担任異動のデータを獲得した.また,校長,教頭に個別に面接調査して,その学校における教員の人事異動の理由を,管理職の側から明らかにした.これは,1996年3月4日から開かれたサンフランシスコにおける教育フォーラムの日本の初等教育の部門で発表した.本年度は,日本の教員,特に小学校の教員が始動体験を通して内面化しているカリキュラムに対する知識構造を,特定領域に限定して調査してきた.小学校の教員は,国語,社会,算数など特定の教科における専門知識を持っている半面,いろいろな教科を担当するという別の側面がある.また,学年異動によって,教科の知識(カリキュラムの知識)が幅広く,かつ深くなっていくと予測されるが,キーワード法による実証的研究方法では検証することが出来なかった.これは次年度に持ち越して,方法を再検討して,さらに深く追求することになる.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 梶田正巳: "クラス担任制の教育心理学的事例研究" 名刺教与教育子印紀要. 42(未定). (1996)

  • [文献書誌] 梶田正巳(編著): "日本の教育力" 金子書房, 226 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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