研究課題
小生は、日本中世仏教の構造に関して、「体制仏教」、「反体制仏教」および「超体制仏教」の三つの思想空間を見取図として考えている。今回の研究では、そのうち「体制仏教」の一半である「武家的体制仏教」すなわち、鎌倉幕府の宗教政策が東国社会にどう展開したかを次の要領で調査研究した。(1)中世東国仏教史の「未刊史料」の蒐集および「既刊史料の整理と目録の作製」を実施した。(2)上記(1)の見体的な史料探訪の場として、主として秋田、岩手、青森県を当てて実施した。
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