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1994 年度 実績報告書

日本的雇用関係の形成に関する歴史的・社会史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06630059
研究種目

一般研究(C)

研究機関東北学院大学

研究代表者

菅山 真次  東北学院大学, 経済学部, 助教授 (00202127)

キーワード日本的雇用関係 / ホワイトカラー化 / 従業員 / (職工員の)身分制度 / 職員(ホワイトカラー) / 就業規則 / 工場秩序 / 学歴主義
研究概要

本研究の課題は、次のような相互に関連する3つの問いに答えることを通して、日本的雇用関係の歴史的形成過程を解明することである。
(1)職員層について<日本的雇用関係>はなぜ、いつ、どのように形成されたのか.
(2)労働者層について、産業化の初期段階における雇用関係は国際比較の観点からみてどのような特徴をもっていたのか.
(3)職員層から労働者層への<日本的雇用関係>の拡延が、なぜ、いつ、どのように起ったのか.
これに対して、本年度の研究の成果は以下の通りである.
(1)(1)の課題を遂行するための基礎的データとなる、官営八幡製鉄所の職員の履歴書を収集・整理し、分析に着手した.
(2)(3)の課題については、戦間期に工場秩序の根幹をなしていた職工員の身分制度が戦時・占領期にどのように変容・崩壊したかを解明した論文を、英文と邦文で作成した.これらは近日中に公刊される予定である.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Shinji Sugayama: "Work Rules,Wages,and Single Status" Business History(forthcoming). 37-1(未定). (1995)

  • [文献書誌] 菅山真次: "日本的雇用関係の形成" 山崎広明・橘川武郎編『日本経営史4』(近刊). (未定). (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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