経済組織の変革を経済戦略の展開に関連づけて、(1)ネットワーキングに関する編成原理の研究、(2)経営戦略研究の展開動向の把握、(3)その延長線上に展望できる日本企業の国際化の実際、(4)それに伴う地域企業の戦略的対応に関する実証分析を行なった。これら4つの研究領域の研究成果は、いずれも学会での口答発表ないしは学会誌上での論文発表に結びついている。 グローバル化するネットワーク構造にそって、組織の戦略創造のダイナミズムをどのように把握するかが重要であることが判明したが、これをトップのリーダーシップと組織行為に関連づけて総合化を試みることが、次年度(最終年度)の課題となっている。
|