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1995 年度 実績報告書

日本的生産システムにおける多能工化に関する理論的、実態的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06630098
研究機関立教大学

研究代表者

丸山 恵也  立教大学, 経済学部, 教授 (70062594)

キーワード日本的生産システム / リーン・プロダクション / 多能工 / OJT / JITシステム / QCサークル / チーム作業 / 提案
研究概要

日本的生産システムはその高い効率性と品質を生み,強い国際競争力の形成要員として国際的に評価され,1990年代初頭以降,欧米からアジア・アフリカに至るまで広く,このジャパナイゼーションの動きがおきている。こうしたなかで日本的生産システムの普遍性と特殊性も,それぞれ具体的な事例を通じて明らかになってきたといえる。OJTを通じた多能工化の取組みや改善活動は欧米諸国でも,労働のフレキシビリティとして広く工場レベルで導入され、これまでの労働の編成や作業組織の改革の推進力となってきている。
本研究では上記のような国際的動向を解明し,そこで問題とされてきている課題が最近の日本の自動車工場においていかなる改革の方向(例えば「人にやさしい工場づくり」)で取り組まれているかを明確にすることができた。こうした研究と調査の成果の一部は,『日本的生産システムとフレキシビリティ』(1995年,日本評論社)として公刊することができた。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 丸山恵也: "日本的生産システムのスケール・アンド・スコープ" 立教経済学研究. 48-1. 1-27 (1994)

  • [文献書誌] 丸山恵也: "「第2の産業分水嶺」と日本的生産システム-日本の産業空洞化を考える-" オホーツク産業経営論集(東京農業大学). 5-2. 40-63 (1995)

  • [文献書誌] 丸山恵也(訳): "CAMIレポート,労働組合の組織された自動車工場におけるリーン生産の実態" 立教経済学研究(48-4,49-1,49-2). 1-90 (1995)

  • [文献書誌] 丸山恵也: "日本的生産システムとフレキシビリティ" 日本評論社, 266 (1995)

  • [文献書誌] 丸山恵也(編): "日本企業のアジア戦略" 中央経済社, 301 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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