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1995 年度 実績報告書

分散並列処理による宇宙線現象シミュレーション及びデータ解析システム

研究課題

研究課題/領域番号 06640414
研究機関神奈川大学

研究代表者

笠原 克昌  神奈川大学, 工学部, 助教授 (00013425)

研究分担者 日比野 欣也  神奈川大学, 工学部, 専任講師 (80260991)
キーワード宇宙線 / モンテ・カルロ・シミュレーション
研究概要

宇宙線の大気中での伝播のモンテカルロ・シミュレーション・プログラム「Cosmos」をunixワークステーションへ移植後、WWWにて一般公開し、広く宇宙線研究者に使用してもらう段階になった。それと共に、これまで使用されなかったようなコードの機能が使用されるようになり、未発見のバグが見つかるようになった。これらのバグを修正する作業が今年度の大きな仕事であった。また地球地場での極超高エネルギーでの効果(磁気制動輻射、対生成)及び、Landau-Pomenranchuk効果を取り入れた。ただし、磁気制動輻射、対生成には量子効果が考慮されてないので、現段階では最大の磁気効果を調べたことになっている。量子効果を入れると、影響は小さくなる。これらを考慮する事は、来年度の課題である。更に、観測との対応をつけるために、検出器での効果を計算するルーチンを開発してつけ加えた。また、サポートする機種にSGIを加えた。核相互作用にGheishaコードを選択できるようにした。
コード及び使用マニュアル等はWorld-Wide Webシステムによって公開し、多くのユーザによる試用を行っている。またCosmosに関するメーリングリストを作成し、ユーザ間での情報交換を行っている。WWWのURLは
http://cpsun1.b6.kanagawa-u.ac.jp
である。

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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