研究概要 |
1)グライセン・ザツェ-ピン・ク-ズミンの予言するカットオフエネルギー領域でのガンマ線と地磁気の相互作用は、厳密な取り扱いの公式を組み入れた。 2)その効果を調べるシミュレーションを行い、1996年9月25〜28日に開催された国際シンポジュウム「Extremely High Energy Cosmic Rays : Astrophysics and Future Observatories」(Tanashi,Tokyo,Japan)にて発表した。 3)分散並列処理については、Unix環境にて、60台のPentitum P ro 200MHzを用いたシミュレーションを各種の場合について約20日間行った。これは通常の高速計算機を用いた3年分に当る計算量に相当する。結果の解析により、チベット高原での10TeV以下でのガンマ線観測似ついて、貴重な情報を提供出来るはずである。 4)Cosmosコードの内外での利用が更に進展している。 5)Cosmosコードの詳しい使用手引きの印刷を行った。
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