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1996 年度 実績報告書

東海湖堆積盆地の発生過程と掛川新第三系堆積盆地発展過程との関連性

研究課題

研究課題/領域番号 06640589
研究機関名城大学

研究代表者

牧野内 猛  名城大学, 理工学部, 助教授 (50131214)

キーワード知多半島 / 常滑層群 / 東海層群 / 東海湖 / 相良層群 / 掛川新第三系堆積盆地 / 堆積盆地発達史 / 広域テフラ
研究概要

1.前年度までの研究で,知多半島の東海層群にはさまれる火山灰層と,相良・掛川地域の新第三系にはさまれる火山灰層とで,互いに対比可能と判断できるものが,少なくとも1層あることが判明した.東海層群のものについてはすでに年代測定がなされているので,相良・掛川地域の対応する火山灰層のフィッション・トラック年代測定を行った.ところが,思うような結果が得られず,現在その原因について,検討を行っている.
2.前年度までの研究で,知多半島の東海層群の火山灰層のフィッション・トラック年代植に,予想すらできなかった値をもつものが複数あることが明らかになっていた.これが何を意味するのか?検討を重ねるとともに,新たに別の火山灰層の年代測定を行った.しかし,得られた年代値もさることながら,測定試料としても,問題があるようにも見受けられ,こちらについても,その原因の検討を行っている.
3.前年度までの年代測定結果は,本研究費で行ったもののほか,別の研究費で行ったものと併せて,とりあえず,学会誌に公表することとした.その原稿はほぼ完成し,平成9年夏までには,投稿できる予定である.

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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