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1994 年度 実績報告書

夏型ホルモン活性物質の精製単離とその一次構造の部分的決定

研究課題

研究課題/領域番号 06640881
研究機関山口大学

研究代表者

遠藤 克彦  山口大学, 理学部, 教授 (70089845)

キーワードカイコガ / 脳-食導下神経節 / 夏型ホルモン / キタテハ
研究概要

1、本研究補助金によって、-85℃のディープFリーザーが購入でき、本研究に不可欠なカイコガ成虫の脳-食道下神経節を大量(約30,000個)にストックすることができた。
2、夏型ホルモン活性物質の抽出に、熱抽出(95℃,5min)を採用することによって、活性物質の抽出効率の大幅な改善(15-20%の改善)に成功した。
3、夏型ホルモン活性物質の粗精製過程に、逆相高速液体クロマトグラフィーを採用し、比較的良好な結果がえられている。現在、収率の改善を目指して使用カラム及び活性物質の溶出条件を検討中である。
4、平成6年度は、夏から秋にかけて、これまでにない厳しい干魃で、キタテハの幼虫の飼育が非常に困難で、活性物質の検定に大きな支障を来たした。そのため、研究は予定より遅れ気味となっている。しかし、本研究期間に少しでも良い結果を得る目的で、平成7年度の研究計画を再検討中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K.Endo,F.Nishida and N.Kawamura: "Extraction and partial purification of pupal cuticle brownish factor in papilio xuthus." Zool.Sci.Vol.11 suppl.20 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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