研究概要 |
光通信・光情報処理の分野では,光変調器の高速化・低電力化が最重要課題の一つとなっている。LiNbO_3を用いた高速光変調器は,半導体レーザの直接変調に代る次世代の超高速光変調器として最も期待されている。本変調器において,LiNbO_3自体は数百GHzまでの高速応答が予想されているが、変調用信号電極の測矢により,その性能を極限まで実現することが阻まれている。本研究は,本変調器の性能限界を打破するため,世界に先駆けてLiNbO_3光変調器の信号用電極として低損失・低分散の特長を有する超伝導電極を導入することを目的とする。本年度は以下の研究を行った。 1)低温光計測技術の確立 2)光変調器の低温特性の測定 3)超伝導電極のマイクロ波特性の測定 4)光変調器のマイクロ波特性の測定
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