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1995 年度 実績報告書

酸化物蛍光体を発光層とする低電圧駆動高輝度青色EL素子の開発

研究課題

研究課題/領域番号 06650061
研究機関金沢工業大学

研究代表者

高田 新三  金沢工業大学, 工学部, 教授 (70064467)

研究分担者 南 内嗣  金沢工業大学, 工学部, 教授 (70113032)
キーワード青色EL / 薄膜EL / エレクトロルミネッセンス
研究概要

1)より複雑な酸化物系蛍光体である、例えばPDP用のBaAl_4O_<27>:EuやSr_2P_2O_7:EuについてEL素子用蛍光体として有効であるか否かを検討した。
2)FED用蛍光体であるZnGa_2O_4またはZnGa_2O_4:Mnについて1)と同様の検討を行った。
3)各種の酸化物系蛍光体発光層の化学量論的組成費とEL特性との関係について検討した。
4)大気中および窒素ガス中で、各種条件下で駆動したEL素子特性の経時変化を詳細に測定し劣化機構等のメカニズムを検討した。
5)各種の成膜方法で作製した発光層薄膜を詳細に比較検討し、酸化物蛍光体のEL素子用発光層として将来の有望性を明らかにした。
6)真空装置を使用しない成膜方法、即ち、CVDをはじめディップ法や沈殿法についても検討を加えた。
以上の結果、FED用蛍光体であるZnGa_2O_4またはZnGa_2O_4:Mnは作製が比較的容易であり、EL素子用発光層として優れている。発光中心を換えるだけで各種の発光色が得られる可能性が明らかにされ意義は大きい。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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