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1994 年度 実績報告書

地震荷重に対する軽水炉一次系配管の健全性評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06650094
研究機関横浜国立大学

研究代表者

安藤 柱  横浜国立大学, 工学部, 教授 (40017992)

キーワード地震荷重 / 軽水炉一次系配管 / 終局強度 / 安全裕度 / き裂成長 / leak Before Break / き裂開口面積 / 延性不安定破壊
研究概要

本研究の目的は、軽水炉一次系配管が万一の過大地震荷重を受けたときの挙動を実験と計算の両面から検討して、配管の安全裕度を一段と向上させることである。
実験的研究の経過
(1)配管用の曲げ試験治具を設計製造した。
(2)低い繰り返し荷重下での疲労試験を実施し、亀裂の貫通挙動とそれに及ぼす初期亀裂長さの影響を調査した。
(3)高い繰り返し荷重下での曲げ試験を実施し、LBBと成る場合とNO.LBBと成る場合のある事を明らかにした。
(4)現在は、これらの挙動を定量的に解析するためのモデルを検討中である。
解析的研究の経過
(1)亀裂を有する不静定な配管系が過大な等分布荷重や集中荷重を受けた場合の塑性崩壊挙動や終局強度を解析した。
(2)様々な大きさのコンプライアンスと亀裂を有する不静定な配管系が過大な等分布荷重や集中荷重を受けた場合の塑性崩壊挙動や終局強度を解析した。
(3)上記の挙動に及ぼすJ_<10>、dJ/da、亀裂長さ及びコンプライアンス等の影響を定量的に解明した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 安藤 柱 他3名: "き裂を有する不静定はりの塑性崩壊挙動と終局強度" 日本機械学会、実製品の信頼性創成技術シンポジウム論文集. 149-152 (1994)

  • [文献書誌] 安藤 柱 他3名: "き裂を有する不静定はりの塑性崩壊挙動と終局強度" 日本機械学論文集. (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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