| 研究課題/領域番号 |
06650339
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| 研究種目 |
一般研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
電力工学・電気機器工学
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| 研究機関 | 東京工芸大学 |
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研究代表者 |
難波江 章 東京工芸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10115115)
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| 研究分担者 |
中野 博民 茨城大学, 工学部, 講師 (90257329)
曹 立宇 東京工芸大学, 情報処理教育研究センター, 助手 (10281453)
松井 幹彦 東京工芸大学, 工学部, 助教授 (30143689)
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| 研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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| キーワード | アクティブキャパシタンス / アクティブリアクタンス / 直列アクティブフィルタ / 電圧降下補償 / 高調波抑制 / 系統電圧安定度 / 電源周波数検出法 / 複素伝達関数 |
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| 研究概要 |
本研究では、報告者の提案による「三相回路の瞬時有効無効電流および瞬時有効無効電力の新しい定義」に基づいて、下記の結果成果を得ることができた。
(1)電力系統の高調波電圧抑制と系統インピーダンスによる位相遅れを同時に補償可能な新しい直列アクティブキャパシタンス制御システムを開発し、その動特性について理論解析を行うとともに、シミュレーションによってその効果を確認した。
(2)直列アクティブキャパシタンスの最適制御法を確立するためには回転座標変化を含む制御系の伝達関数解析を必要とする。すなわち、2入力2出力の系に適用可能な解析法として、新たに複素伝達関数法を導入してその有効性を確認した。
(3)電源周波数には「ゆらぎ」があり、基準周波数の前後に0.1Hz以下程度の微小変動を続けているが、回転座標変化を適用することによりその周波数を確実に瞬時検出する基本波検出法を確立した。また、これによってフィルターによる制御遅れの要因も取り除くことが出来た。
本の研究の結果を三相電力系統に適用することにより、系統安定度向上への寄与、平行二回線の電力分担比の制御等に効果がある。
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