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1994 年度 実績報告書

大規模空港のハブ特性と航空会社の路線設定戦略を考慮した航空需要予測法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06650588
研究機関岐阜大学

研究代表者

森杉 寿芳  岐阜大学, 工学部, 教授 (80026161)

研究分担者 森川 高行  名古屋大学, 工学部, 助教授 (30166392)
小池 淳司  岐阜大学, 工学部, 助手 (60262747)
宮城 俊彦  岐阜大学, 工学部, 教授 (20092968)
キーワード国際バブ空港 / 国際空港計画 / 路線設定戦略 / 航空需要予測モデル
研究概要

平成6年度は,まずこれまでに行われた航空需要予測手法を綿密にサーベイし,整理することから始めた。これにより,航空需要の特殊性を考慮した分析手法は既存研究には極めて少ないことが明らかになった。次に,日本からの海外出国者数の予測モデルを新製品普及モデルを応用して構築した。ここでは,これまでの交通需要モデルには全く考えられていないかった「模倣」や「流行」といった要因が,近年の海外旅行者数の急増を説明した。また,現名古屋空港の調査データを用いて空港アクセス交通手段選択モデルを構築し,中部新国際空港のアクセス交通需要予測とアクセス交通ネットワークのあり方を論じることができた。現在は,航空会社の路線供給行動と乗客の路線選択行動の均衡概念を用いた航空旅客需要モデルを開発中である。
概ね当初予定した計画に沿って研究は行われている。ただし,研究の核となる均衡概念を用いた航空需要旅客モデルは,現在開発途上であり,この点に若干の遅れが見られる。
平成7年度は,本年度の研究における問題点の解決とともに,最終的な目標であるわが国における国際ハブ空港のあり方に対する提言を行うこととする。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 森川,高行: "中部新国際空港のアクセス交通に関する研究" 土木計画学研究・講演集. 17. 57-60 (1995)

  • [文献書誌] 森杉,寿芳: "鉄道ネットワーク重心の現状と将来" 土木計画学研究・講演集. 17. 473-474 (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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