研究課題/領域番号 |
06650936
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
工業分析化学
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
保母 敏行 東京都立大学, 工学部・工業化学科, 教授 (00087321)
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研究分担者 |
中釜 達朗 東京都立大学, 工学部・工業化学科, 助手 (50244421)
呉 行正 東京都立大学, 工学部・工業化学科, 助手 (70234961)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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キーワード | プローブ光の偏向 / 一次元計測 / 界面現象 / 反応熱 / 酵素反応 / Enzyme |
研究概要 |
本研究は我々が近年提案した反応熱によるプローブ光の偏向測定法をより発展、成熟させようとするものである。具体的には、本手法による定量分析、反応速度の解析について詳しく検討し、また、測定感度への影響要素、及び本法による化学反応の一次元計測についても詳しく検討した。その結果次のような成果が得られた。 (1)本法は反応物あるいは生成物の定量分析に利用できる。 本研究により、反応熱によるビーム偏向信号の大きさは反応物あるいは生成物の量に比例することを明らかにした。さらに、この手法をフローインジェクション分析の新規検出器として応用できることも明らかにした。また、この手法を酵素反応系測定にも応用した。 (2)本法は反応速度の解析に利用できる 本研究により、反応熱によるビーム偏向信号の時間変化を測定、解析することにより、反応過程のモニタリング及び反応速度の解析が可能であることを明らかにした。さらに、この手法は触媒反応の計測に応用した。 (3).測定感度への影響要素を解明した。 本研究により、反応熱によるビーム偏向信号の最適測定条件を検討し、測定感度への影響要素を明らかにした。 (4).本法は化学反応の一次元分布測定に利用できる。 本法は界面現像(界面反応、物質移動)の一次元分布測定に利用でくることも明らかにした。さらに、本法を固定化した酵素の活性分布測定に応用した。
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