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1995 年度 実績報告書

含フッ素テルペン系化合物の合成

研究課題

研究課題/領域番号 06650977
研究機関千葉大学

研究代表者

渡辺 昭次  千葉大学, 工学部, 教授 (60009222)

研究分担者 坂本 昌巳  千葉大学, 工学部, 助教授 (00178576)
藤田 力  千葉大学, 工学部, 助教授 (70009538)
キーワードReformatsky反応 / ペンタフルオロエチル化 / テルペン系アルデヒド / Swern酸化 / ジフルオロケトエステル / 抗菌テスト
研究概要

平成7年度の研究実績は以下の通りである。
(1)種々の香料及びテルペン系アルデヒドとCF_2BrCOOEtのReformatsky反応を行って、相当するα,α‐ジフルオロ‐β‐ヒドロキシエステルを得た。例えばシトロネラールとの反応からは2、2‐ジフルオロ‐3‐ヒドロキシ‐5、9‐ジメチル‐8‐デセン酸エチル(I)を64%の収率で合成した。
(2)上述の反応で得られたヒドロキシエステルをSwern酸化して相当する2、2‐ジフルオロ‐3‐オキソエステルが得られた。この反応ではSwern酸化が最も優れた方法であることを見い出した。
(3)トリメチルペンタフルオロエチルシランと種々のアルデヒド、ケトンとの反応を行い、相当するペンタフルオロ化合物を多数合成した。
(4)今まで合成した含フッソ化合物について、グラム陽性菌、かび、酵母などに対する抗菌テストを試みたが、顕著な抗菌性は認められなかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] S.Watanabe et al: "Trifluoromethylation and pentafluoroethylation of terpenoid carbonyl compounds used in perfumery" Journal of Fluorine Chemistry. 73. 21‐26 ((1995))

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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