1、色素1を合成するに際して、原料となるアニリン誘導体を合成した。これらは、p-ニトロチオフェノールをペルフルオロアルキル化し、スルフィド部位を酸化し、次いで、ニトロ部位を還元することで得られた(J.Fluorine Chem.accepted)。 2、色素1をPMMAとPCに分散させた状態で、SHG活性(d_<33>)とポーリング後の安定性を測定した。その結果、従来用いられてきたDR1と比較して、d_<33>値は低いものの、安定性に優れていることがわかった。 3、色素2を分散系で、SHG活性(d_<33>)とポーリング後の安定性を評価した。その結果、DR1と比較して、d_<33>値は低いものの、安定性に優れていることがわかった。その際、Pfが長くなると安定性に優れる傾向にあった。
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