研究課題/領域番号 |
06660067
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
伴野 豊 九州大学, 農学部, 助手 (50192711)
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研究分担者 |
藤井 博 九州大学, 農学部, 助教授 (10038268)
河口 豊 九州大学, 農学部, 助教授 (80038306)
土井良 宏 九州大学, 農学部, 教授 (30038210)
古賀 克己 九州大学, 農学部, 教授 (40038261)
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キーワード | 染色体異常 / Bombyx mori / in sith ハイブリダイゼーション / 連関群 |
研究概要 |
1.交雑実験から染色体異常が報告されていたT(23:25)Nd、T(6;7)E^<Ds>、T(6;20)E^<Np>の染色体を観察したところ、T(23;25)Ndでは染色体数が一本減じ、巨大な染色体が存在することを確認し、本異常は23、25の連関群染色体がほぼ完全な形で融合していると推定された。また、融合点から両者の染色体長を求め、他の染色体と比較したところ、いずれかの連関群は最も長いグループの染色体であることが判明した。T(6;7)E^<Ds>、T(6;20)E^<Np>においても巨大な染色体が認めれたがT(23;25)Ndで見られたものと比べると小さかった。T(6;7)E^<Ds>、T(6;20)E^<Np>の異常染色体を比較すると第6連関群染色体は28本の染色体中比較的長く、第7は短く、第20は中庸の長さにあることがわかった。 2.上記の異常が確認された染色体異常蚕のうち、T(6;7)E^<Ds>、T(6;20)E^<Np>の異常染色体をE遺伝子をプローブとしてin situハイブリダイゼーション法による検出を行った。非特異なスポットが当初は見られたが徐々に改善しつつある。
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