研究概要 |
本年度の研究実績の概要 1.本年度は大腸菌、分裂酵母、耐熱菌を用いて、それらの環境応答調節遺伝子の単離と解析をおこなった. 2.新たに単離された大腸菌の環境応答調節遺伝子がコードするEvgA,EvgS蛋白質が大腸菌において、大量生産され、精製された. 3.2において、精製されたEvgAのDNA結合能ならびにEvgSのキナーゼ活性がin vitroにおいて、証明された. 耐熱菌から転移因子、IS3相同遺伝子(ISLtaq1)が単離され、ISLtaq1にコードされているORF1はDNA結合蛋白質としての性質を示し、ORF1蛋白質を発現させた大腸菌において、外膜蛋白質OmpCならびに、耐熱性の誘導が確認された.
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