1.農作業及び雑草種子生産の密度依存性を考慮に入れた雑草生活史モデルを提案し、その非線形挙動については、数理科学3月号(1995)に掲載した。 雑草生活史モデルを構成する 雑草生育モデル、種子生産モデル、プラウ変換道程等のサブモデルを実験的に同定するための、13場試験を行った。 得られた雑草生育モデル、種子生産モデルによって、北海道畑作の夏雑草について、シュミレーションスタディを行い、最近除草法についての知見を得た。 得られたプラウ変換行列によって、シュミレーションスタディを行い、埋土種子動態と表層種子動態に、プラウ変換や生存率などのパラメータの影響を調べた。
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