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1994 年度 実績報告書

アミノ酸栄養の変化がメンヨウの骨成長に及ぼす影響に関する細胞生物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06660354
研究機関京都大学

研究代表者

松井 徹  京都大学, 農学部, 助教授 (40181680)

研究分担者 河田 照雄  京都大学, 農学部, 助教授 (10177701)
キーワードメンヨウ / 骨成長 / 軟骨細胞 / ディフュージョンチェンバー / タンパク質 / アミノ酸 / 体内培養
研究概要

若齢メンヨウおよびヤギの肋骨成長盤から軟骨細胞を単離し、in vitroで軟骨細胞特有の形態を示すことを確認した。ついで、10^4個の未分化な細胞をディフ-ジョンチェンバーに封入し、通常飼育を行っている3頭の若齢メンヨウの筋肉内に無菌的に移植し、10、20、30、45、60日間培養した。培養後にチェンバーを回収し、チェンバー内の細胞の形態観察および細胞数の計測を行った。その後、細胞をホモジナイズし、DNA、ウロン酸およびIGF-1のmRNAを測定した。細胞数およびDNA含量ともに、20日目には最大値となり、その後変化はしなかった。ウロン酸は30日に急激に増加し、軟骨細胞への分化が生じていることが推察されたが、特有の形態および明らかなメタクロマジ-を示したのは、45日以降であった。ノーザンブロットハイブリダイゼーションによりチェンバー内のIGF-1のmRNAの測定を試みたが、採取できるRNAの量が少ないために、検出できなかった。また、in situハイブリダイゼーション法も試みたが、やはり十分検出できなかった。そこで、現在、RT-PCR法を用いて、検出を試みている。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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