1.牛LHヌクレオチド1個を含んだトリオバアルブミンDNAをPCR法で増幅するために、両端のプライマーを合成し、増幅を計った。 2.強力な蛋白発現能力を持つとされる大腸菌プラズミドのpETを増幅するために、コンピテント細胞にトランスフォームした。 3.増殖したpETプラズミドを取り出し、2種類の制限酵素で切断した後、そのpETプラズミドにPCR法で増幅した牛LH含有トリオバアルブミンDNAを挿入した。 4.挿入されたpETプラズミドをコンピテント細胞にトランスフォーム、増殖し、ミニプレップ材料の制限酵素切断により確認した。 5.挿入大腸菌を増殖させ、蛋白抽出を行い、ウエスタンプロチングにより、オバアルブミンの明瞭なバンドと僅かなLHのバンドを検出した。 6.牛LHオリゴヌクレオチドをトリオバアルブミンDNAに3箇所追加挿入した。 7.挿入箇所の配列をジデオキシ法で確認した。 8.現在、pETに新たにLHオリゴヌクレオチドを挿入したDNAをライゲーションし、その蛋白質の検出を行っている。
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