• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1995 年度 実績報告書

トキソプラズマDNAポリメラーゼの生化学的・分子生物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06670274
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

牧岡 朝夫  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (90119850)

キーワードDNAポリメラーゼ / Toxoplasma gondii
研究概要

1.トキソプラズマ(Tp)DNAポリメラーゼ(DNApol)δのcDNAのクローニング:TpDNApolδcDNAのクローニングを試みた。これまでにクローニングされた各種生物のDNApolδ遺伝子の解析から、その遺伝子中に保存領域の存在が明らかになっている。そこでまず、保存領域RIIからRIに相当する領域のプライマーを合成し、これを用いてRT-PCRを行い、cDNA断片(458bp)を得た。これをシークエンスした結果、DNApolδ遺伝子の一部であることを確認した。これをプローブとしてlambda gt10を用いて作成したTpcDNAライブラリーをスクリーニングしたところ2つの陽性クローンが得られた。これらのinsertDNAを調製し、pBluescriptSKにサブクローニングした。シークエンスを行うためExoIII、Mung bean nucleaseを用いてdeletion mutantを作成した。
2.TpDNApolδ断片の大腸菌における発現:抗体の作製のため、DNAライブラリーのスクリーニングに用いた458bpのpolδcDNA断片の大腸菌における発現を試みた。発現ベクターとしてはpGEX-2Tを用い、そのSmaIサイトにframeを合わせて連結後、大腸菌に導入し、glutathioneS-transferase(GST)との融合蛋白質として発現させた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Makioka, A. and Ohtomo. H.: "An increased DNA polymerase activity associated with virulence of Toxoplasma gondii." J. Parasitol.81. 1021-1022 (1995)

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi