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1994 年度 実績報告書

高血圧、生活習慣および脂質代謝異常に関連する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06670438
研究機関金沢医科大学

研究代表者

中川 秀昭  金沢医科大学, 医学部, 教授 (00097437)

研究分担者 三浦 克之  金沢医科大学, 医学部, 助手 (90257452)
千間 正美  金沢医科大学, 医学部, 助手 (80216564)
西条 旨子  金沢医科大学, 医学部, 講師 (40198461)
森河 裕子  金沢医科大学, 医学部, 講師 (20210156)
田畑 正司  金沢医科大学, 医学部, 講師 (40188404)
キーワード生活習慣 / 栄養素摂取量 / 精神ストレス / 高血圧 / 血清脂質 / 過酸化脂質 / アルケナ-ル / 尿中電解質
研究概要

食生活を中心とした生活習慣と高血圧、脂質代謝異常の関連を検討するために、富山県内にある従業員約7,000人のアルミサッシ及びファスナ-製造工業を対象にして調査を行った。初年度としてまず健康管理センターの周辺に勤務地がある建材部、ファスナ-事業部、管理部の従業員約2,000人の中から、20から59歳までの従業員を10歳年齢階級、性別に各群50人づつ無作為に層化抽出を行い、抽出順に各群40人を目標に循環器検診と生活習慣調査を実施した。抽出の際50-59の女は従業員数が少なく、40人しか抽出できなかった。受診者総数は325人で男は20歳代、30歳代、40歳代、50歳代の各群それぞれ44人、42人、40人、37人の計163人で、女は各年齢群それぞれ44、41、46、31人の計162人であり、50歳代の男女で40人の目標を達成できなかった。生活習慣調査は問診により運動や精神ストレス、嗜好(飲酒、喫煙)を行った。さらに栄養調査を24時間思い出し法および配票自己記入方式で2日間実施し、栄養士による聞き取り確認を行った。摂取栄養素及びその充足率の計算は栄養計算ソフト「NUTUS」により実施した。循環器検診は血圧測定、血液検査、尿検査を実施した。血圧測定は30分安静後、ランダムゼロ血圧計により2回測定した。血液検査は血清電解質(Na、K、Ca、Mg)、血清脂質(総コレステロール、中性脂肪、HDL-コレステロール、リポ蛋白分画、Lipo(a)、RLP-コレステロール、アポ蛋白(Al、B、E)及びその他であり、次年度過酸化脂質、アルケナ-ル測定用に血清の一部は-80℃で保存した。尿検査は24時間蓄尿検査を実施し、尿中Na、K、Ca、Mg、クレアチニンの測定を行った。
次年度過酸化脂質、アルケナ-ルの測定を行い、今年度結果と併せて総合的に検討する予定である。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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