研究課題/領域番号 |
06670651
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
梶 龍兒 京都大学, 医学部, 講師 (00214304)
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研究分担者 |
幸原 伸夫 京都大学, 医学部, 助手 (20252439)
木村 淳 京都大学, 医学部, 教授 (10204976)
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キーワード | conduction block / Na channel / anti-GM1 antibody / multifocal motor neuropathy / lymphokine / T-cell / memhiane current |
研究概要 |
今年度は方法論と確立することを主眼としてラット前根を用いた単一神経有髄線維においてin vivoにて跳躍伝導を連続的に記録することに成功した。具体的にはウイスターラット約30匹を用いてlaminectomy〓にパラフィンプール下に馬尾神経を露出し尾部筋を支配する前根(S_2以下)から微小双極電極(プラチナ製、電極間距離0.4mm)を用いて外側縦向電流を各髄節から記録すると同時に、隣接する電極対からの電流の差をとることにより膜電流をreal timeに計測することが出来た。 さらに予備実験としてMultifocal Motor Neuropathy患者の血清で抗GM1抗体の超高値(24000λ)を示すものに、同患者の培養リンパ球(Tcell)に抗原(GM1)をchallengeした際に得られるlymphokine を含んだ上澄を混入して跳躍伝導を調べたところ、Na chunnel blockによると考えられる伝導ブロックを見出した。次年度はさらに例数を増やして追試を行なう予定である。
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