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1994 年度 実績報告書

新生児エリテマトーデス母児のリスクに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06670876
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

宮川 幸子  奈良県立医科大学, 医学部, 助教授 (30094626)

研究分担者 山科 幸夫  奈良県立医科大学, 医学部, 助手 (70210432)
吉岡 章  奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (40106498)
キーワード新生児エリテマトーデス / 抗Ro / SSA抗体 / リコンビナントRo / SSA / シェ-グレン症候群
研究概要

(1)新生児エリテマトーデス(NLE)児 14名(皮膚症状 10,先天性心ブロック 3,血球減少 1,肝障害 3),先天性心奇形 1,周産期死亡 1,および正常児 5名の母児の血清を材料とし、60-kd-および52-kd-recombinant SSAペプチドを固相化したELISA法により、母児の抗SSA抗体のエピトープ分析を行った。その結果,新生児の諸症状と,経胎盤的に新生児に移行する母親の抗SSA抗体の認識する抗原エピトープとの間に明らかな相関はないことが明らかになった。
(2)上記の結果から,NLEの発症に他の要因も関与している可能性を考え,母児血清中の抗カルジオライピン抗体(aCL)を検索したところ,母親血清中のcofactor依存性aCLは,新生児の重症の臓器障害および母親の抗燐脂質抗体症候群発症を予知するマーカーとなり得る可能性を示唆するデータが得られつつある。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 宮川幸子他: "新生児エリテマトーデスにおける抗カルシオリピン抗体の臨床的意義" 日本臨床免疫学会会誌. 17(抄録). 464- (1994)

  • [文献書誌] 橋本和子他: "シェ-グレン症候群合併妊娠と先天性完全房室ブロック" 日本小児科学会誌. (印刷中)(抄録). (1995)

  • [文献書誌] Miyagawa S,et al: "Auti-Ro/SSA associated annular evythoma in childbood." Br J Derinatol. (印刷中). (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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