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1994 年度 実績報告書

超高速,エコープラナー法を用いた拡散強調MR像による一過性脳虚血の検討

研究課題

研究課題/領域番号 06670924
研究機関広島大学

研究代表者

梶間 敏男  広島大学, 医学部, 助手 (00224410)

研究分担者 伊藤 勝陽  広島大学, 医学部, 教授 (20034035)
東 和義  広島大学, 医学部・附属病院, 講師 (50127601)
キーワードエコープラナー法 / 拡散強調像 / 一過性脳虚血
研究概要

一過性脳虚血(TIA)モデルの作成方法としては、まず細いナイロン糸の先端にシリコンの円柱(口径500μm,長さ1mm)を付着させた引き抜き可能な塞栓子を作成し、Wistar ratの頚部外頚動脈に挿入したカテーテルによって内頚動脈内に塞栓子を注入する方法を採用した。実際の実験ではカテーテルを挿入したratを動物実験用MRI装置の中に置き、まず塞栓前の拡散強調像を撮像して異常信号の無いことを確認し、次にその状態で塞栓子を注入し、その調後よりT2強調像と拡散強調像を交互に連続して撮像した。画像上で高信号域を出現した直後、それより30分後、1時間後と塞栓時間を延長させた時点で塞栓子を引き抜き、引き抜いた後での連像撮像により高信号域の消失の有無を観察し、信号の可逆性と塞栓時間の関係,T2強調像と拡散強調像のTIAモデルに対する有用性の検討を目的とした。ただ現時点ではすべての実験が終了してはおらず、以下の段階まで実験が進められている。
1)予備実験としてナイロン糸の付着していない塞栓子による永久塞栓モデルにて検討したところ、拡散強調像では塞栓後30分で虚血巣が高信号となった。一方T2強調像では塞栓後2時間以上経過しなければ信号変化は生じなかった。2)ナイロン糸を付着させた塞栓子による実験でもやはり30分後に高信号域が出現し、その直後に栓子を引き抜いて連続的に撮像を行なうと引き抜き後約50分で高信号は消失した。つまり塞栓後30分の時点での変化は可逆的であり、拡散強調像ではこのような可逆的変化の状態まで検出可能なことが示唆された。一方T2強調像ではその間変化は認められなかった。ただそれ以後どの時点で変化が不可逆的となるか、その時点でのT2強調像での評価はどうか等については現在実験中である。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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