研究課題/領域番号 |
06671000
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
磯部 和正 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (10151440)
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研究分担者 |
中井 利昭 筑波大学, 臨床医学系, 教授 (30049192)
野村 文夫 筑波大学, 臨床医学系, 助教授 (80164739)
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キーワード | PACAP / カテコラミン合成 / THmRNA / DBHmRNA |
研究概要 |
神経ペプチドPACAP(Pituitary Adenylate Cyclase-Activating Polypepcide)のカテコラミン合成系へ及ぼす効果を培養ブタ副腎髄質細胞を用いて検討を行った。その結果、 1.PACAPは、カテコラミン合成酵素TH,DBHのmRNA発現を増加させた。AADCに対しては効果はみられなかった。 2.上記の効果は、PACAPのCAMP産生、イノシトールリン酸産生作用が関与していること、Ca^<2+>は逆に抑制作用をもつことを明らかにした。 3.増加したmRNAは数時間後に蛋白レベル(TH)の増加をもたらした。 以上のように、平成6年度の研究目標はほぼ達成できた。
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